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3. 献体40年の歩み

旭川医科大学白菊会献体22年

 

旭川医科大学白菊会

 

昭和39年5月より東京の白菊会の傘下に、あって献体運動に貢献していた。
昭和48年、旭川医科大学が開校されたため、大学の設立の要請に基き、昭和50年7月白菊会旭川医科大学支部が発足した。
当時会員は42名で、会長は合田真一氏であった。
白菊会旭川支部の運営は、東京の本部で会議も本部の役員が東京から出張し、その旅費等、献体に直接関係ない費用の増大と事務処理・決済事項等・入会希望者の入会決定までに約4週間も要する事もあった。そのため学生の解剖実習に、少なからぬ支障があるため旭川医科大学白菊会として、独自の運営の必要が痛感されていた。
昭和56年10月1日、大学当局と白菊会の役員一同の賛同によって、旭川医科大学白菊会として東京の白菊会を脱会して独立発足した。そして総会に於て旭川医科大学白菊会として満場の賛同で発足した。旭川医科大学白菊会発足当時の会員数は、285名であった。
「献体法」医学および歯学の教育のための献体に関する法律も昭和58年11月25日施行された。この法律の施行により献体も本人の意志が尊重されるようになった。また家族1名の同意でも登録が可能となった。
旭川医科大学白菊会の現会員は、847名である。
次に旭川医科大学白菊会の規約の一部を紹介する。

 

旭川医科大学白菊会規約

 

第1章 名称および事務局
第1条本会は旭川医科大学白菊会と称する。
第2条本会は事務局を旭川医科大学内に置く。

 

第2章 目的
第3条本会は献体運動の発展と会員相互の親睦を図ることを目的とする。

 

第3章 役員
第4条本会は次の役員を置く。
1.会長 1名
2.副会長 若干名
3.幹事 10名以内
以下略
(副会長 木下俊雄)

 

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